9/29(日)投票日!|2024富津市長選挙

 22日(日)、任期満了に伴う富津市長選挙が告示されました。

 

現・新2名が立候補し、8年ぶりの市長選挙となります。

本サイトでは、立候補者情報や選挙の情報をまとめました。

 

1.立候補者一覧

2.選挙公報

3.立候補者の政策

4.期日前投票(9/23~28)

5.投票日(9/29)

 

 

◆立候補者一覧

(届け出順・敬称略)

・おかむら京子(57)

  無所属新人、放課後児童クラブ運営法人代表

・高橋恭市(54)

  無所属現職=自民・公明推薦=、富津市長(現)

◆選挙公報

2024富津市長選挙における選挙公報です。


https://www.city.futtsu.lg.jp/cmsfiles/contents/0000008/8042/koho.pdf

◆立候補者の政策や理念

 9/19(木)におこなわれた「2024富津市長選に向けたオンライン公開討論会」の様子を文字起こししてまとめたものになります。

 

公開討論会の映像はこちらからご覧いただけます。

https://youtu.be/XpzmVG9wXYA?si=mCiBPc1oOH-PJkoK

 

◆だから私はリーダーを目指す

高橋氏:昭和44年 富津市金谷に生まれ、54歳です。旅館業を営む実家に生まれ、金谷小・天羽中・安房高・帝京大学を卒業し、地元の浜田靖一代議士のもとで20年秘書として仕事してきました。佐久間市長のもとで、副市長として仕事をさせていただきました。その際に、財政破たん報道が報じられ、佐久間市政で示した財政改革を引き継ぎ、富津市長選挙に8年前挑戦しました。8年間、市民に協力いただき市政を前進。人口減少を抑制できていないという声もありますが、さまざまな変化が起き始めており、最も重要な時期だと考えています。

 

 

岡村氏:静岡県富士市今泉に生まれ、富士山がきれいに見える土地で生まれました。両親の仕事の都合で、北海道へ移住し、生活していました。富津市へ移住し、富士山の見える素敵な地域でした。現在、放課後児童クラブ(学童)を運営しています。出馬を表明した経緯は、新しい方が挑戦しない中で、人口も4万人を切り、このままではいけないのではないかという想いが芽生えました。

 

 

◆私はこうする「子育て・教育・若者」政策

岡村氏:富津市の子育て応援施策は充実しつつあると現場からも感じている。一方で、コロナ禍の影響で生活リズムを崩したことによる学力の低下を少しでも改善していきたい。若者に富津の魅力を感じてもらえる政策も訴えていきたい。児童生徒が増える地域も減っている地域もあり、同じような教育では難しい。赤ちゃんから大学生になるまでの長い時間を丁寧に見ていきたい。

 

高橋氏:誰もが安心して子育てすることができるように。妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を重層的に展開してきました。産後ヘルパー支援事業・カナリエ開設・ファミリーサポート事業の開始・保育料や給食費の完全無償化・学童保育授業料の補助・中学3年生の給食費無料化・子ども医療費の高校生まで拡充してきました。基礎学力について放課後学習教室を開設。選抜された中学生の海外派遣事業。天羽中学校の校舎改築や学校のICT環境の整備、市内全校の空調設置とトイレの洋室化、大佐和中学校の早期改築工事・青堀中学校の早期改築工事を計画的に進めていく。若者への政策については育英資金の拡充、無利子貸し付けで経済的理由で進学を躊躇する学生の支援、高速バス定期補助の実施。事業承継や起業で関係機関と連携していく。結婚新生活支援事業として住居取得・引っ越し費用など最大70万円を支援。若者はコミュニティの核となり、富津に住みたいと思えるようにしていく。

 

岡村氏:(質疑)手厚い施設を整備してくれているが、国の子育て支援政策以外として富津市独自の子育て支援施策はありますか。

(回答:高橋氏)財源の裏付けをしっかり行った中で、継続的な子育てが安心してできる環境づくりをおこなう。子育て中の保護者の声を聴くことが大事であるので、聴くことができる体制を整えていく。

 

 

高橋氏:(補足)第三子以降を多子世帯として1人でも多く育てたいという家庭を応援してきました。しかし、第二子・第一子でも子育てで負担が多いと感じている人もいるので対策を考えていきたい。給食費の問題は避けて通れず、今後、財政的な裏付けを取りながら、中学生全体の給食費無償化に取り組んでいきたい。

 

◆私はこうする「地域経済活性化」政策

高橋氏:市域面積が広く、自然にも恵まれ、都心から1時間余りの位置。新富地区の工業、40kmの海岸線に点在する漁業、豊かな自然での農業、自然環境を活かした観光業、生活に根差した商業や建設業などの様々な産業で成り立っている。第一次産業は富津の特勅ある産業。就業者の高齢化や後継者不足など厳しい状況に直面しているが、直売所やふるさと納税の活用で収入増を図る。豊かな海の再生を願って、国や県に働きかけを進めている。鳥獣被害対策に県主導のもとで近隣自治体と協力し有効な対策を調査研究・強化していく。多くの人に知ってもらえるようにキャンペーンの強化やインバウンド対策を推進。ふるさと納税は地域活性化の影響をもたらすため、ふるさと納税額の増加を図る調査研究を進める。後継者不足の課題においても親族内承継はもちろん、第三者承継も含め関係機関と協力を進めていく。

 

岡村氏:改正都市計画法によって市街化調整区域による限定された開発行為の許可が実現され、千葉県内でも6月に事例が認められました。新たなる企業誘致ができるのが希望。インフラ整備を進めていく。2019年の台風では、道路が陥没してしまい、すぐに修復されました。20231月に分電盤が劣化により倒壊したが、市に何度もお願いしにいきました。

 

高橋氏:(補足)道の駅を設置していく。県が富津公園の再整備が進む予定。幹線道路については市が整備した市道下飯野線・県が整備した本郷バイパスで君津駅へのアクセスが向上した。道路だけではなく住宅整備ができるような環境を作っていく。市役所周辺は市街化調整区域でありますが、県と協議をしながら住宅環境として整備できるように進めていく。

 

岡村氏:(質疑)歩道が草が生えていて歩きにくい環境になっていますがどうしますか。

(回答:高橋氏)ご指摘は甘んじてお受けしなくてはなりません。一方で、市域面積が広く、すべてを行政が手を入れることはなかなかできまない実情がある。多くの人のお力をお借りしたり、市役所が様々なボランティア活動をしたり、環境整備を進めていく。

 

(コメント)市民のお力を借りて、インフラ整備をしていきたいと思います。協力して成し遂げるパワーが富津市にはある。

 

◆私はこうする「福祉・医療・高齢者」政策

岡村氏:福祉はすべての人がつながっている。福祉が充実していなければ私たちは生きていけないという考え。「人間は考える葦」という言葉があるように、葦は一本では弱いが集まれが強くなるように、人も同じである。タクシーチケット12000円しか使えず、乗り合いでもお買い物したもの見られると恥ずかしいこともある。福祉の力を使っていきたい。富津をこれまで富津を支えてきた高齢者の皆さんを大切にし、次の子どもたちを育て行くことで素敵な街が作られていく。

 

高橋氏:乳幼児期から高齢期までのステージに応じた健康増進の取り組みで、住み慣れた地域でいきいきと暮らしていける街を目標にしていく。健康長寿は共通の人生目標であり、各種健診と健康指導の受診率向上を行政の重点目標として健やかで幸せな健康長寿の実現を果たしたい。医療については、医師会・歯科医師会・薬剤師会と連携を進め、市民の医療ニーズに応えていく。大佐和分院については富津市はもちろんのこと、かずさ地域における重要性は高まっており、早期立て替えを企業団・三市に訴えていく。介護については、介護保険事業計画や高齢者福祉計画に則り、高齢者の皆さんが安心して暮らせる街づくりを目指す。ケアマネージャーなどの介護人材不足は深刻な問題であり、人材確保に向けて調査研究を進め改善を図る。文化・芸術活動、まちづくりなど高齢者の皆さんの力はまだまだ必要であり、検診・健康指導・健康体操や文化活動に積極的に参加いただき、生涯現役で地域を盛り上げてもらいたい。世代を超えて生活の知恵や文化を日常の中で伝えてもらいたい。

 

岡村氏:(補足)高齢者の皆さんはたくさんの遊びを求めている。映画やテレビには魅力を感じる高齢者の皆さんも多く、公民館を開放し、映画やテレビ番組を放映して。小さなことでも喜びや笑顔に変えられるような施策を打ち出したい。たくさんの笑顔のある富津を創っていきたい。

 

 

高橋氏:(補足)富津市民は塩分摂取量が県平均を上回る。これを改善する取り組みとして市内のスーパーで減塩のお弁当を販売し、多くの方に手に取っていただき、減塩に対する意識が高まりつつある。成人病は気をつけることによって防げる病気として更に取り組みを強化していきたい。

 

◆私はこうする「富津市の未来」

高橋氏:市民の皆さんにとって誇りや愛着をもって暮らせる街が大切。自然な環境や美味しい地場産品、都心からのアクセスの良さ、地域にあふれるぬくもり、一生暮らす選ばれる魅力がある。まずは現在富津に住んでいる人たちに知ってもらえることが大切。別荘を市内に構えてくれる方や豊かな環境に魅力を感じ移住してくれる方も増えている。今よりも富津市の魅力をポジティブに感じて、発信してもらいたい。富津岬・公園の再整備や富津中央IC周辺には道の駅の整備が予定しています。房総半島の中心地として発展させる。観光の発展は富津を知ってもらえる機会となり、活動や生活の拠点を増えている。バスストップや青堀駅の高速バスも増え、都心のアクセスが向上していきます。豊かな自然環境や温かい人とのつながりに子育てを楽しむ世帯や生涯現役を体現する高齢者世代、世代を超えた人と人がつながりあったかふっつを各地で実現していく。そして、東京湾口道路の建設が実現し、活気あふれる富津になっていることが私の描く富津市の未来像です。

 

岡村氏:高橋市長が東京湾口道路建設に取り組むとお聞きし、明るい未来を感じた。私も、夢にして16号をつなげたい。18年前に移住してきて魅力を感じた街でしたが、今よりもみんなが意見を言える街にしていきたい。私はよそ者と言われますが、雪が降らない温かい気候で暮らしていく環境です。都会へのアクセスもよい。食べ物もおいしい。未来はもう輝いています。

 

高橋氏:(補足)ビーチクリーンに参加する中で、プラスチックが多いところに気づきました。江戸時代にこの海に立った人は別の世界を見ていたのではと考えた。富津は「豊かな海」という意味を持ち、自然に負荷をかけている状況だと考え、寂しく思いました。豊かな海によって歴史が作られてきました。ゼロカーボンシティ宣言として身近な環境問題から地球温暖化まで豊かな富津の自然を取り組みたい。

 

岡村氏:(補足)人間が自然を壊していることも承知している。海の清掃や街の清掃で、美しくなっていくと、心も美しくなっていく。美しい街を皆さんとつくっていく。健康で笑顔が満ち溢れ、優しい声が飛び交ったまちづくりを進めたい。挨拶と笑顔であふれるまちに。小さなことから進めていきたいと考えます。

 

◆私の提言「こんな富津を創りたい」

岡村氏

「久里浜からのフェリーに乗って富津を見た時に、イタリアのアマルフィの海岸・岩山にそびえたつ住宅地 海外に遊びに来たような住んでみたい暮らしたい そのような街づくりも構想し人種も超えて楽しい美しい富津!」

 

 富津をフェリーから眺めた時、山しか見えなかった。イタリアのアマルフィのような岩肌にそびえたつ色のついた素敵な街並みに住みたいまちづくりとして構想している。

 

高橋氏:

「誇りと愛着を持てるまちを目指して!」

 

 富津に住む方・関係する方に富津を知っていただき、誇りある魅力を伝えていきたい。市民の皆様や次代の担い手の子どもたちに富津の魅力を伝えるそれだけの魅力がある。

 

◆期日前投票(9/23~9/28)

9/29投票日以外にも、9/23(月)~28(土)で期日前投票をすることができます。

 

・富津市役所1Fロビー 8:30~20:00

・市民会館1Fホール  8:30~17:00

 

お仕事やお出かけなどで投票日での投票が難しい場合は期日前投票をご利用ください。

◆投票日(9/29)

9/29(日)投票日に投票に行かれる方は、お住まいの地域で指定された投票所へ投票してください。

 

9/29(日) 7:00~20:00

 

投票所は、郵送された投票券に記されています。