千葉県教育委員会が15日にホームページで
馬だし祭りで親しまれている吾妻神社の例祭全体が県の指定文化財になりました。
吾妻神社の馬だし祭り用具のみ県指定有形民俗文化財になっていた。
今回の発表で、馬だし祭りそのものが県指定文化財になりました。
【吾妻神社の言い伝え】
海神の怒りを鎮めるため荒れ狂う海に身を投げ、
日本武尊の東征を助けた弟橘媛を祭神としています。
後日、弟橘媛の櫛が海岸に流れ着き、それを馬がくわえて神社にある「おやま」にかけあがったもいわれている。
【弟橘媛と富津】
弟橘媛といえば富津市の由来といわれている
「布流津(フルツ)」と関係しています。
日本書紀・古事記ではこう書かれている。
「都から東征に来た日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、浦賀水道を渡る時に大嵐にあい、妃の弟橘媛(オトタチバナヒメ)が身を捧げて海の神の怒りを鎮めたことで、無事に上総国へ上陸できた。」
日本武尊が上陸した後、弟橘媛の衣の布が富津の海岸に流れ着いたことから、
「布が流れてきた津」
↓
「布流津」
↓
「富津」
また、富津と大貫の間にある海を「布引海岸」と言われています。
富津岬にある「貴布祢神社」には布が
奉られいるとされいる。
富津市情報課が企画制作する富津市の由来の動画を張り付けました。
ぜひ、興味のある方はご覧下さい。